たたらパンへの道

会社を退職して農家パンを始めるまでの道のりです。まだ始まったばかり。

なかほら牧場

[hf:id:tatarapan:20190117100902j:plainttps://www.instagram.com/p/Bsj5mSejZjq/:image=https://www.instagram.com/p/Bsj5mSejZjq/media/?size=l]
なかほら牧場のほんものの牛乳!500ml750円#なかほら牧場#山路酪農#唯一の国産グラスフェッドバター #牛舎のない牧場

なかほら牧場の中洞正さんの本読みました。

中洞さんは、山路酪農家。日本に数件しかないという山路酪農家。なかほら牧場では、牛は自由に放牧され、朝と夕方の搾乳の時に搾乳場に降りてくる以外は山の中で自由に草を食べ、山の中で寝るという野生に近い生活をしている。冬場も雪のなかで暮らしている。
足腰が強く、急な斜面を走り降りてくることもあるらしい。びっくり

日本の酪農の問題点は、牛が牛乳生産の工業機械のように扱われ、いかに安く効率よく牛乳を製造するかが、重視されてきた結果、牛の健康や幸せが見落とされてしまった。(多くの酪農家は放牧もせず、狭いスペースで飼育し、尻尾は切られ、脂肪分の多い牛乳のために栄養過多の農薬のついた遺伝子組み換えの穀物や牧草を与えられるなどなど)
美味しい牛乳という視点でも、現行酪農の多くは美味しさよりも効率重視。
殺菌は高温短時間が主だが、そうするとたんぱく質が熱によって焦げ臭さを出してしまう。
またホモジナイズという脂肪分を均一に細かくする過程を経ないと高温で加熱できないため、ホモジナイズされているものが主だ。これをすると、いくら振ってもバターはできないらしい。味は好みのようだが、自然に近いのはホモジナイズされていない牛乳だ。
一方で、なかほら牧場の牛乳は、
低温で30分かけて殺菌される。そのため、ノンホモ牛乳で、一番自然の牛乳の味を損なわない方法で処理されている。
私も牛乳を買ってみたが、最初に気付くのは、空け口に脂肪分の固まりが付いていること。
飲むと、さらっと飲みやすいのに、すごく脂肪分の美味しさが際立つ。良質なバターの風味が感じられる。なのにしつこくない。高価でもったいないから
ごくごく飲めないが、ただならごくごく飲める(笑)
幸せな牛のストーリーを知ったら余計に美味しく感じられる。

そんな話を呼んで思ったのは、
牛も飼いたいなぁ
牛の搾乳量は一頭でもかなり多いので、
冷凍保存できるソフトクリームつくったら良さそう
牛の飼いかたも勉強せな