たたらパンへの道

会社を退職して農家パンを始めるまでの道のりです。まだ始まったばかり。

始まりの始まり

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本日から目標への一歩として、ブログ始めました。
写真は私の幼少期、農業人生の始まりの瞬間(かもしれない)

 私は現在の職場を退職し、香川県に移住し、農家パンをやりたいと考えております。

そもそもどうして、パン屋に就職し、その後農家パンをしたいと考えるようになったのか。今回のテーマはこれで。



その①なぜパン屋に




 高校は田舎の進学校。部活の野球も万年補欠、勉強もついていけず成績は真ん中よりやや下くらい。
常に劣等意識に悩み、人間関係は下手くそでした。
そんな中でも良くしてくれた友達は数人いて本当に感謝です。

 その後公務員になろうと法学部を選択。試験の出来から学費の安い香川の大学へ入学しました。
大学時代は、結局、下手くそな野球を諦めきれず、中レベルくらいの準硬式野球部に入部することに。

部という組織をいかに良くするか、強くするか。自分たちなりに試行錯誤していくなかで、色々な学びがありました。初めてみんなと野球できて楽しいと思えたのもこの時。


 また、アルバイトは、まかない目当てで居酒屋へ。
色々と未熟でなんと2ヶ月程でクビに(笑)
しかしながら、がんばっとると言ってくれた社員さんの紹介で他の居酒屋へ。


そこの店長さんは、自分の可能性を見抜いてくれ、厳しくも、厳しくも、厳しい、そして芯のある教育で、私を育ててくれました。
お陰様で、そのバイトを通して、もがき苦しみながらも一回りも二回りも人間的に成長できたと思います。


 勉強の方は…
それなりに…留年しない程度にはしてましたが(笑)


就活の時期になると、色々悩んだ結果、
安定に生きるよりも、攻めていこう、好きなことやりたいと決意し、公務員ではなく、一般企業へ。

そのころ順調に続けていた居酒屋バイトでは、まかない担当になっており、食を通して喜んでもらえる喜びと楽しさに気付き、食品企業を。
自然栽培や、添加物の危険性の本を読み、感化され、添加物の無添加政策に取り組む会社にエントリー。
料理も出来るということで、現在の会社に就職しました。


配属時の希望は料理かパンか接客、4:4:2の割合で提出。結果、パン部門に。
だから、始まりはパンにこだわりは皆無でした(笑)




就職してからは、
自分は、積極性が欠けているから、とにかく挑戦だと、あらゆる研修に参加させてもらったり、自分でもパン屋や料理屋さんを訪れて勉強したりしました。
人を喜ばせる勉強だとエンターテイナーのプロ、プロ野球を観戦したり、音楽ライヴに行ったりしたのはちょっとこじつけかな(笑)


また、パンのワールドカップへの挑戦や、フランス研修での学びはいつか書きます。


しかしながら社内レベルでは高い意識で仕事に取り組んできたつもりですが、
一歩外から見たら、それなりでしかなく、今一つ突き抜けるものが足りなかったのかなの反省しています。


次回は、その②なぜ農家に